三十路の老人と六十路の若者…
ほぼ30年の美容師経験を経て、いつも感じる事があります。
様々な考えや生き方を経て、ご来店頂く女性のお客様方。
それはこの世界で、仕事をしている影響だと思うけど、
歳は若いはずなのに老け込み、ご高齢にも関わらず生き生きと
エネルギーを発し若く見える人。
そして、年齢は重ねつつも若さを遡るかの勢いで対抗し頑張る人と、
年齢なりの雰囲気を自分の個性として自分の世界観を作っている人。
個人的な好みはあるものの。後者の方のほうが私には魅力的に見えます。
独身には独身の、既婚者には既婚者の、母親には母親の…
それぞれの立場や環境によって、経験し得る事が違うほど個性が出る。
それを武器に綺麗さを表現すれば良いのにと…
流行りも、もちろん大事だけれど、それもこれも含め
最終的にはご本人が自分をどう捉えるか…
そういった人達の持つ雰囲気、エナジー、年齢を重ねる事で滲み出る色気、
そんな個性を感じ生かす事が、私の役割なのではと10年前くらいから感じてきました。
年齢を武器として自信持って生きれば内面・外面、共の綺麗さが出るのだと
男の美容師として、色んな女性を見ていて感じます。
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